今年競馬人気の向上に貢献してくれた「ウマ娘プリティーダービー」。登場キャラクターが現役時代どのような馬だったのか、私も気になったので調べてみました。たまに紹介していきます。
第2弾は、「サイレンススズカ」です。
父サンデーサイレンス 母ワキア(母父ミスワキ)
16戦9勝 主な勝鞍:98年宝塚記念(GⅠ)、98年中山記念(GⅡ)、98年小倉大賞典(GⅢ)、98年金鯱賞(GⅡ)、98年毎日王冠(GⅡ)

97年2月にデビューしたサイレンススズカは、新馬戦で2着に7馬身差をつける圧勝。次走の弥生賞では控える競馬をし、出遅れて惨敗。3歳の間はなかなか能力を発揮することができませんでした。
陣営は、控える競馬をしないほうがいいと判断し、古馬となり武豊騎手とのコンビでバレンタインSを快勝してから宝塚記念を含む重賞をすべて逃げ切りで5連勝した。金鯱賞と毎日王冠の逃げ切りは圧巻でした。
迎えた天皇賞秋、断然の1番人気におされました。いつも通り大逃げをし、1000m通過57秒台という超ハイペースでした。ところが、4コーナーに差し掛かったところで失速・・・骨折で予後不良となりました。
武豊騎手は、相当ショックだったようで、その夜は人生初の泥酔をし、涙を流しながら酒を飲んだそうです。予後不良になるだけの骨折をしても転倒しなかったのは、武騎手を守るためだったと、自分が骨折しても人間を思いやるサイレンススズカの姿に感動を覚えますね。
サイレンススズカが種牡馬になっていたら、名馬が誕生していたかもしれませんね。

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