今年競馬人気の向上に貢献してくれた「ウマ娘プリティーダービー」。登場キャラクターが現役時代どのような馬だったのか、私も気になったので調べてみました。たまに紹介していきます。
第4弾は、「エルコンドルパサー」です。
父キングマンボ 母サドラーズギャル(母父サドラーズウェルズ)
11戦8勝 主な勝鞍:98年NHKマイルC(GⅠ)、98年ジャパンカップ(GⅠ)、99年サンクルー大賞(仏GⅠ)

エルコンドルパサーは、デビュー戦からNHKマイルCまで5連勝しました。秋になるとジャパンカップを優勝しましたが、これが日本での最後の出走となるのです。
4歳になってからは、すべて日本人26名からなるチーム・エルコンドルが結成され、フランスに遠征しました。そこでサンクルー大賞、フォワ賞を勝ち、凱旋門賞へ駒を進めましたが、惜しくもモンジューに2着。
出走した11戦連対を外したことはなく安定した成績を収めました。血統的には日本向きの血統ではないのにも関わらず、日本でもフランスでもその強さを見せました。個人的には当時の最強馬だったのではないかと思っています。
凱旋門賞を最後に4歳で潔く引退し、種牡馬となりましたが、3年後に亡くなってしまいました。残した産駒にはダートのG1馬ヴァーミリアンがいますが、芝では目立った産駒は出せず、やはり日本向きの血統ではなかったように思います。できればもう少し長生きしてもらって、海外で活躍する馬を生んでほしかったですね。


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